ウズベキスタンの通信事情

1996年当時、通信事情はかなり遅れていたと思うが、連絡手段は電話かファックスだった。もちろんテレックスもあったのだろう。しかし、これらを検証するような材料はこのときの滞在では触れなかった。もちろん、携帯電話はなく、インターネットのアクセスポイントもなかった記憶だ。1996年といえば、世界的にインターネットの商用が開始されたばかりの時期だ。

ウズベキスタンの通信事情についてはその後2007年、そして2009年に滞在しているのでその時の通信事情を参照されたい。

円借款による通信網整備

ウズベキスタン地方通信網拡充事業フェーズI(1995年)及びフェーズII(1999年)へ円借款が供与され、基幹通信網の近代化が実施され、NECが事業を実施した。NECは1990年以降、衛星地上局及び国際交換機を受注、円借款事情では光通信網整備を担当した。

フエーズIIでは通信網の整備が遅れているウズベキスタン中西部(カラカルパキスタン、ブハラ、ナボイ、ホレズムの4地域)を中心にデジタル交換機、伝送システム、放送システム、無線加入者回線等が整備された。

ウズベキスタン通信事業者

Uzbek Telecom (日本のNTTのような事業者)

Communications and Information Agency of Uzbekistan (総務省のような行政機関)

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